しるろぐ

いろいろ書きます。

「エセ芸術家ニューヨークへ行く」というゲームをやっていて「一文字探偵(仮)」というゲームを考えた

今日たこ焼きパーティーで「エセ芸術家ニューヨークへ行く」というゲームをやった。

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簡単に言うと、1人だけ親の出したお題を知らない状態で、順番に一筆ずつ絵を描いていって、エセ芸術家(お題を知らない人)を当てるゲーム。

  • 親とエセ芸術家は、エセ芸術家がバレなければ勝ち
  • 子はエセ芸術家を見つければ勝ち
    • ただし、エセ芸術家だとバレても、お題を当てれば親とエセ芸術家の勝ち(※)

このゲームは※の部分がとても面白い。
お題を知っている人たちは、エセだと思われない程度にお題に沿った絵を描きつつ、エセにお題がバレないように分かりにくい絵を描かなければいけないというジレンマがある。


ただ、親には特にジレンマはなく、書きやすく分かりやすいお題を出せばよい。
みんなが分かりやすく書けばエセ芸術家にお題が伝わるし、みんなが分かりにくく書けばエセ芸術家が紛れるからだ。

そこで、親に(も)ジレンマがあるゲームを考えてみた。
もしかするとすでに似たゲームがあるかも知れない(が、少なくとも自分は知らない)。

概要

ゲーム名は適当だけど「一文字探偵(仮)」。
親は、誰かが分かるが全員は分からないようなお題を出す。
子は、自分と誰かは分かるが多くの人には分からない質問をする。

ルール

5人(1人が親で4人が子)で試したので、5人ルールで書く。

  1. 親は4文字の単語(名詞でも概念でも何でもいい)を考える
  2. 4枚の紙それぞれに4つの丸を書き、それぞれの紙に1文字ずつ書く
    • たとえば、思いついた単語がたこやきなら「た○○○」「○こ○○」「○○や○」「○○○き」
  3. それらの紙を、1枚ずつ子に配る
    • 配られた子は、他の子に見えないようにする
  4. 1文字目を引き当てた人から順に、親に対してYES/NOで答えられるような質問をする
    • たとえば、「それは食べ物ですか?」「手のひらに乗るサイズですか?」等
  5. 親は質問に対し、YESかNOで答える
  6. このとき、補足の解答をしてもよい
    • 「はい、スーパーやコンビニなどで売っています」
    • 「はい、しかし実際に手のひらに乗せると、火傷をするかもしれません」
  7. 2文字目の人、3文字目の人と続き、全員が2回ずつ質問をしたら、全員が穴を埋めて、一斉に見せ合う

勝敗

親の場合
正答者数 0 1 2 3 4
得点 0 3 2 0 0

正答者が少なければ少ないほど点数が高い。
しかし、半数以上が正答した場合や、誰も正解しなかった場合は0点。

正答した子の場合
正答者数 0 1 2 3 4
得点 - 2 3 1 1

正答すれば最低1点はもらえる。
正答者が少ないと高得点だが、1人勝ちより2人勝ちのほうが点数が高いのは、露骨に分かったアピールをして、親と利害が一致することを防ぐため。

誤答した子の場合
正答者数 0 1 2 3 4
得点 1 0 0 0 -

全員分からなければ点数がもらえる。

まとめ

人数や点数などのバランス設計は調整の余地あるけど、何度かやってみた感じだと、だいぶ面白かったのでまたやりたい。
もしくは類似ゲームがあったら教えてください。