しるろぐ

いろいろ書きます。

宅飲みブッカソンのススメ

今日は、宅飲みブッカソンについて紹介したいと思います。

みなさん、最近読書してますか?

「仕事/研究が忙しい」「読みたい本がない」「他にやることがある」などの理由から、なかなか読書をする時間を取れない、という方も多いと思います。
本は読みたい、でもまとまった時間を取るのが難しい。そんな人におすすめするのが、これから紹介する宅飲みブッカソンです。


ブッカソン(Book-a-thon)とは

「Book」と「Marathon」を合体した造語です。いわゆるハッカソン*1形式で、参加者が思い思いの本を持ち寄ってひたすら読書をしようという会です。

海外は観測範囲外なので分かりませんが、日本だと、新宿 Book-a-thonぐらいしか活動していないんじゃないかなーと思います。ぼくは参加してないのでどんな感じかは知りません。時間が合えば参加してみたいです。


用意するもの

用意するものはとてもシンプルです。

  • お酒(日本酒がおすすめです!)
  • 読みたい本
  • 飲める場所

あとは、本を読みたい!という気持ちがあれば十分です。


ブッカソンのルール

先人が少ないのでオレオレルールですが、こんな感じで開催するといいんじゃないかなーと思います。

  1. 読む本はそれぞれ違う本で構わない
  2. 読んだことのない本を読む
  3. 軽食を用意する
  4. ネットの利用は最低限の調べ物だけにする
  5. 会話はオッケー。むしろどんどんする
  6. 感想の強要はしない

1. 読む本はそれぞれ違う本で構わない

「今日はこの本を読みましょう」「これ系の本を読みましょう」と決めてしまうと、参加の敷居が高くなってしまいます。また、本を購入したりする手間が増え、なにかと面倒です。
みんな違う本を読んで、おもしろかったら貸し借りする、という方が色々な本との出会いも増えて楽しいです。理由がない限り、制限はしないほうが良いでしょう。

2. 読んだことのない本を読む

せっかくのイベントなので、読んだことのない本を読みましょう。特に、「読むとすぐ眠くなってしまう」「読もう読もうと思っているけど時間が取れない」といった本がおすすめです。再読系は、わざわざイベントにしなくても読めると思います。

3. 軽食を用意する

簡単につまめるものを用意しましょう。ガッツリしたものを用意すると、ただの食事会/飲み会になってしまうので、読書の邪魔をしない軽食が良いです。日本酒と乾き物が良いと思いますね!

4. ネットの利用は最低限の調べ物だけにする

本当は読書に集中するため、ネットに接続しないようにしたいのですが、やはり読書をしていると疑問点や調べたいことが出てくると思います。
ただ、なんでもやってよいとしてしまうと、際限がなくなってしまうので、最低限の調べ物だけにすると良いです。メールやRSSリーダーが危険です。

5. 会話はオッケー。むしろどんどんする

読みながら、「おもしろいなー」「なんでだろうなー」ということを見つけたらどんどん会話すると良いです。これによって、新しいアイデアが生まれたり、参加者同士の交流ができます。

6. 感想の強要はしない

イベントの終わりにそれぞれが読んだ本の感想を言うのも魅力的ですが、敷居を下げるために強要はしないほうが良いでしょう。
始業前に朝の読書会をやる小学校が増えていますが、感想文を強要すると読書自体を楽しめなくなって、あまり良くないという話を聞いたことがあります。


宅飲みブッカソンに関する疑問

どうしてわざわざ集まって別々の本を読むの?

一人だとどうしても甘えてしまって、読書のためのまとまった時間を取るというのが難しいからです。イベントとして強制的に読むことで、日頃読みたかったけど、何かと理由を付けて読まなかった本を消化することができます。
また、色々な本を読む人と交流することで、新たな本との出会いがあったり、本の内容をキッカケにしてより仲良くなれるからです。

どうして家でやるの?

色々と理由はありますが、

  • 人目を気にせず読書ができる
  • 好きなものが食べれる
  • 本棚紹介みたいなのができる

というのが大きいです。
このあたりを気にしないのであれば、会議室や喫茶店でも良いと思います。

そんなわけで

まだ1回しか開催していないので偉そうなことは言えませんが、積読が減ったり、今まで知らなかった本と出会えたり、部屋が片付いたりといいことづくめなので、皆さんもやりましょう!
「やってみたよー」とか「こうしたらもっと楽しくなった!」という意見/感想があれば@silver_sまでリプライいただけるととても嬉しいです。

Let's Book-a-thon!!

*1:開発者が集まって半日や丸一日かけて集中的にコーディングを行うイベント