しるろぐ

いろいろ書きます。

共有フォルダを汚くしないためにどうしたらよいか

去年と今年の新卒だけが参加するなんでもアリの勉強会があるのですが、そこで「共有フォルダを汚くしないためにどうしたらよいか」という話をしました。
歴史的経緯とかがあったりして、すぐにルールを変更するというのは難しいとしても、問題提起として考えるキッカケになったので、とりあえずは成功だったのかなと思います。

詳しいことはスライドを見てもらえればと思いつつ、簡単にどんな内容か書きます。

タイトルと自己紹介

いつもの

なぜ整理が必要か

整理がされていないと、どこに何があるのかわからなかったり、最新版がわからなかったりして何も判断できないことがあります。平均的なサラリーマンは年間150時間探しものに費やす、みたいな調査結果もあったりして、すさまじく時間の無駄です。

一方、綺麗に整理されていると、新しくアサインされたメンバーにも分かりやすい。プログラムからも最小しやすいし、ゴミファイルもなくて容量安心。探しまわって見つからない、みたいなストレスもなくて素敵。いいこと尽くしです。

整理のルール

ファイルは少なく

管理するファイルが多ければ多いほど、管理の手間が増えます。メールに添付できないかとか、wikiに移動できないかとかそういうことを考えましょう。

コピペしない

似たようなことをやりたいときに、フォルダごとコピペしてきて書き換える、みたいなやり方は、不要なファイルを無駄に管理することになってしまって、後から見た時に何が何やらわからなくなります。コピペするだけなら、ショートカットにする。コピペして書き換えるなら、その書き換えるファイルだけコピペしてくる。ということを徹底するだけで無駄なファイルが減ります。

分類ルールを決める

チームや会社で命名規則やフォルダ分けの方針を決めます。方針に沿っていないフォルダやファイルを作った人は全員でdisるぐらいの覚悟で。

階層構造は浅く

階層を深くすることで何かを伝えたいならともかく、そうでない場合は、できるだけ浅くしたほうが良いです。
「ここにファイルあります」とメールで送られてきた時に、パスが5行ぐらいになってるとそれだけで萎える。

分かりやすい名前をつける

分かりやすいと検索もしやすい。

あとはケーススタディ

例は20数年間の経験を元に適当に作りました。